政治が正しく行われているのかをチェックします。
宮崎県の東国原英夫知事は29日、次の総選挙への立候補の可能性について「ゼロではない」と述べ、含みを持たせた。宮崎市内で記者団の問いに答えた。8月初めには趣味のマラソンを引き合いに「リタイアしたことはない」と知事の任期をまっとうする考えを示していた。知事は県内では圧倒的な支持を集めているだけに、この日の発言は波紋を広げそうだ。
東国原知事はこの日記者団に対し、中山成彬前国交相(衆院宮崎1区)が在任5日で大臣を辞任したことに触れ、「宮崎は非常事態」と表現した。その上で、総選挙への立候補について「私は能動的に行動することはないが、県民の要望や要求があれば、私は県民党なので、県民の意向に沿う行動は政治家としてしなきゃいけない」と語った。
記者団から「まったく出ないというわけではないのか」と再度尋ねられると、「そうですね。可能性としてゼロではないということです」と答えた。また、「政治は生き物。行政も人々の暮らしも生き物。スピード感をもった対応をしなきゃいけないのが我々の責任」と強調した。
民主党は29日、政府が提出した08年度補正予算案について、来週中の成立を容認する方針を固めた。代表質問終了後の10月6日から衆参予算委員会で2日ずつ審議、9日にも議決する代わりに成立直後の衆院解散を求める意向だ。ただ、与党内では野党の攻勢にさらされる予算委の開会に慎重論が強く、3日の代表質問終了後の解散を求める意見が大勢だ。
予算は憲法の規定によって衆院の議決が優先するため、野党が多数を占める参院で9日に否決されたとしても、両院協議会をへて同日中に成立する。民主党執行部内には「反対しなくてはいけないという筋のものでもない」(鳩山由紀夫幹事長)との意見があり、民主党が補正予算案に賛成する可能性もある。幹部の一人は29日、「賛成する可能性は高い」と語った。
麻生首相の所信表明演説に対する代表質問は10月1日から始まる。民主党の小沢代表をはじめ、鳩山氏、輿石東参院議員会長らが質問に立つ予定。民主党は代表質問で予算委審議を呼びかけ、補正予算成立後の解散総選挙を迫る意向だ。事故米や厚生年金記録改ざん問題、国土交通相辞任に伴う首相の任命責任を追及し、政権にダメージを与えたうえで、直後の選挙戦を有利に進めたい狙いがある。
一方、麻生首相は29日の所信表明演説で補正予算案について、「その成立こそは、まさしく焦眉(しょうび)の急」と強調、予算審議に積極的な姿勢を示している。来週中に補正予算案を成立させる確約が取れれば、応じる可能性はある。政府高官は「野党が審議に応じれば当然、補正予算案を成立させる」と指摘した。
しかし、政府・与党は野党が主導権を握る参院で審議を引き延ばされることへの警戒感が根強い。予算委での審議に入った後、「審議が進まなくなった段階で衆院を解散する」(首相側近)との見方も出ている。
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東国原知事はこの日記者団に対し、中山成彬前国交相(衆院宮崎1区)が在任5日で大臣を辞任したことに触れ、「宮崎は非常事態」と表現した。その上で、総選挙への立候補について「私は能動的に行動することはないが、県民の要望や要求があれば、私は県民党なので、県民の意向に沿う行動は政治家としてしなきゃいけない」と語った。
記者団から「まったく出ないというわけではないのか」と再度尋ねられると、「そうですね。可能性としてゼロではないということです」と答えた。また、「政治は生き物。行政も人々の暮らしも生き物。スピード感をもった対応をしなきゃいけないのが我々の責任」と強調した。
民主党は29日、政府が提出した08年度補正予算案について、来週中の成立を容認する方針を固めた。代表質問終了後の10月6日から衆参予算委員会で2日ずつ審議、9日にも議決する代わりに成立直後の衆院解散を求める意向だ。ただ、与党内では野党の攻勢にさらされる予算委の開会に慎重論が強く、3日の代表質問終了後の解散を求める意見が大勢だ。
予算は憲法の規定によって衆院の議決が優先するため、野党が多数を占める参院で9日に否決されたとしても、両院協議会をへて同日中に成立する。民主党執行部内には「反対しなくてはいけないという筋のものでもない」(鳩山由紀夫幹事長)との意見があり、民主党が補正予算案に賛成する可能性もある。幹部の一人は29日、「賛成する可能性は高い」と語った。
麻生首相の所信表明演説に対する代表質問は10月1日から始まる。民主党の小沢代表をはじめ、鳩山氏、輿石東参院議員会長らが質問に立つ予定。民主党は代表質問で予算委審議を呼びかけ、補正予算成立後の解散総選挙を迫る意向だ。事故米や厚生年金記録改ざん問題、国土交通相辞任に伴う首相の任命責任を追及し、政権にダメージを与えたうえで、直後の選挙戦を有利に進めたい狙いがある。
一方、麻生首相は29日の所信表明演説で補正予算案について、「その成立こそは、まさしく焦眉(しょうび)の急」と強調、予算審議に積極的な姿勢を示している。来週中に補正予算案を成立させる確約が取れれば、応じる可能性はある。政府高官は「野党が審議に応じれば当然、補正予算案を成立させる」と指摘した。
しかし、政府・与党は野党が主導権を握る参院で審議を引き延ばされることへの警戒感が根強い。予算委での審議に入った後、「審議が進まなくなった段階で衆院を解散する」(首相側近)との見方も出ている。
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