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福田康夫首相が内閣改造を「8月4日」に行うとの観測が、与党内で急浮上している。8月上旬に予定されていた閣僚の海外出張を自粛させたことなどが理由だが、この日は仏滅。政権浮揚のため、首相肝いりで29日に公表された社会保障に関する「5つの安心プラン」は完全に不評で、今や内閣改造すら政権浮揚には結びつかないとの見方も強い。貧乏神とも揶揄(やゆ)される福田首相だが、「福田仏滅内閣」の誕生となるのか。

 「要するに決まるまでは白紙ということだ」

 福田首相は29日夜、内閣改造について質問した記者団に対して、相変わらずすっとぼけたが、与党内の期待感は、日に日に改造の日程を絞り込んでいる。30日午前には、自民、公明両党の幹事長、国対委員長らが都内で会談し、次の臨時国会の召集時期について協議。内閣改造についても意見交換するとみられる。

 こうした中、高村正彦外相は29日、8月1日から約1週間、スリランカなど3カ国などを訪問する計画をキャンセル。大田弘子経済財政担当相も同月2-5日のオーストラリア訪問を中止する方向だ。高村氏は29日夜、外遊を取りやめた理由について、親しい同党ベテラン議員に「首相の顔を見ていたら、行かないほうがいいという気になった」と説明した。

 この件について政府関係者は「首相官邸の指示だ」と明言し、首相に近い自民党町村派幹部は「いよいよ改造ということなんだろう。日程的には4日ごろしかない」と指摘した。

 この「4日説」の根拠について、自民党関係者はこう解説する。

 「改造を先送りにすれば、『決断できない首相』との評価が固まり、求心力はガタ落ちになる。8月1日説もあるが、認証式が2日の土曜日になる可能性が高く、日程的にタイトすぎる。6日は首相が広島での平和式典に出席する予定だし、8日は北京五輪開会式、9日は長崎での平和式典がある」

 ただ、4日は仏滅。そのためか、「首相はピンポイントでやるような性格ではない」(山崎拓・前自民党副総裁)、「副大臣や政務官の人選もある」(ベテラン議員)としてお盆明け以降に実施されるとの見方や、北京五輪閉会後との見方もある。

 自民党有力筋の1人は「仏滅改造では、ただでさえ『貧乏神』と呼ばれている福田首相のイメージにピッタリすぎる。新閣僚のスキャンダルでも発覚した際、『福田仏滅内閣』のレッテルと合わせておもしろおかしく報じられたら、大ダメージだ」と語る。

 いずれにせよ、追い込まれ改造の印象はぬぐいがたく、福田首相の求心力が高まることはなさそうだ。

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