政治が正しく行われているのかをチェックします。
新党「改革クラブ」を結成した渡辺秀央参院議員ら4人は29日午後、東京・永田町の憲政記念館で記者会見し、活動方針や役職を発表した。代表に渡辺氏、幹事長に荒井広幸参院議員が就任した。一方、新党に参加する予定だった民主党の姫井由美子参院議員は同日夜、党本部で会見し「(改革クラブが)自民党による民主党切り崩しの受け皿と分かった」として、新党への不参加を表明した。
これにより、新党は渡辺、荒井両氏と大江康弘、松下新平両氏の4人でスタートすることになった。政党助成法は、国会議員が5人以上いることを政党交付金支給の条件としており、改革クラブには交付金は支給されない。
改革クラブは活動方針で「各党会派の議論をかみ合わせ、国民のための架け橋になる。(政策の)答えを出せるよう努める」とし、与党とも連携を図っていく姿勢を明確にした。
「これまで通り民主党参院議員として頑張ります」-。新党「改革クラブ」への参加を表明していた姫井由美子参院議員(49)は29日夜、民主党本部で記者会見し、新党参加見送りを表明。民主党に提出していた離党届は撤回した。同日午後、渡辺秀央元郵政相らが開いた新党旗揚げ記者会見をドタキャン。姫井氏の裏切りで、改革クラブは5人以上の国会議員所属を前提とする、政治資金規正法上の政党要件を満たさぬことになり、発足早々に頓挫しかねない情勢となった。
菅直人代表代行、鳩山由紀夫幹事長、輿石東参院会長。党の重鎮に囲まれて会見に臨んだ姫井氏の目は、泣いていたのか充血していた。
「私の言動によってご心配やご迷惑をおかけした方には、心からおわび申し上げます」一連の流れを謝罪する姫井氏。だがわずか1日で離党~結党~やっぱり復党、と揺れ動くドタバタぶりは何だったのか。
姫井氏はこの日、新党「改革クラブ」の結党会見に出席するため午前11時に東京駅に到着。昼食後、新党の渡辺代表と連絡を絶って菅氏らと会い、説得を受けていたという。
裏切られた形の渡辺氏によると、姫井氏はこの日「テレビに映るから」と美容師をスタンバイさせるほど結党会見に熱を入れていたという。しかし結局、姫井氏は菅氏らの話に応じ、民主党復党に傾いた。
だがあまりの展開の早さに報道陣からは「理解できない」「今日、何があったのか」との質問が殺到。「(新党結成は)民主党幹部も納得していると聞いていた」「自民党による民主切り崩しの受け皿ということが(今日になって)分かってきた」と姫井氏は苦しい説明を繰り返した。
「それでも意味が分からない」「有権者にどう説明するのか」と止まらない報道陣の集中砲火に姫井氏の顔色は真っ赤に。「政権交代につながると思った」「初心に帰って民主党内で参院改革をしていく方が有権者のためになると判断した」などと渡辺氏らにだまされていた、という立場を強調。姫井氏は昨年の参院選直後、元高校教諭の男性に不倫写真を暴露された際も「私は政治家だから誰とでも写真は撮る」と通常ではまかり通らない言い訳で疑惑をかわしてきた。
「今までは大きな政治判断をする機会に恵まれなかった。今後は熟慮して時に先輩方のアドバイスをいただき、道を踏み外さないような行動を取っていきたい」この日の会見を独自の論理で締めくくった姫井氏。“ぶって姫”は菅氏らを置き去りにしたまま、足早に会見場を後にした。
これにより、新党は渡辺、荒井両氏と大江康弘、松下新平両氏の4人でスタートすることになった。政党助成法は、国会議員が5人以上いることを政党交付金支給の条件としており、改革クラブには交付金は支給されない。
改革クラブは活動方針で「各党会派の議論をかみ合わせ、国民のための架け橋になる。(政策の)答えを出せるよう努める」とし、与党とも連携を図っていく姿勢を明確にした。
「これまで通り民主党参院議員として頑張ります」-。新党「改革クラブ」への参加を表明していた姫井由美子参院議員(49)は29日夜、民主党本部で記者会見し、新党参加見送りを表明。民主党に提出していた離党届は撤回した。同日午後、渡辺秀央元郵政相らが開いた新党旗揚げ記者会見をドタキャン。姫井氏の裏切りで、改革クラブは5人以上の国会議員所属を前提とする、政治資金規正法上の政党要件を満たさぬことになり、発足早々に頓挫しかねない情勢となった。
菅直人代表代行、鳩山由紀夫幹事長、輿石東参院会長。党の重鎮に囲まれて会見に臨んだ姫井氏の目は、泣いていたのか充血していた。
「私の言動によってご心配やご迷惑をおかけした方には、心からおわび申し上げます」一連の流れを謝罪する姫井氏。だがわずか1日で離党~結党~やっぱり復党、と揺れ動くドタバタぶりは何だったのか。
姫井氏はこの日、新党「改革クラブ」の結党会見に出席するため午前11時に東京駅に到着。昼食後、新党の渡辺代表と連絡を絶って菅氏らと会い、説得を受けていたという。
裏切られた形の渡辺氏によると、姫井氏はこの日「テレビに映るから」と美容師をスタンバイさせるほど結党会見に熱を入れていたという。しかし結局、姫井氏は菅氏らの話に応じ、民主党復党に傾いた。
だがあまりの展開の早さに報道陣からは「理解できない」「今日、何があったのか」との質問が殺到。「(新党結成は)民主党幹部も納得していると聞いていた」「自民党による民主切り崩しの受け皿ということが(今日になって)分かってきた」と姫井氏は苦しい説明を繰り返した。
「それでも意味が分からない」「有権者にどう説明するのか」と止まらない報道陣の集中砲火に姫井氏の顔色は真っ赤に。「政権交代につながると思った」「初心に帰って民主党内で参院改革をしていく方が有権者のためになると判断した」などと渡辺氏らにだまされていた、という立場を強調。姫井氏は昨年の参院選直後、元高校教諭の男性に不倫写真を暴露された際も「私は政治家だから誰とでも写真は撮る」と通常ではまかり通らない言い訳で疑惑をかわしてきた。
「今までは大きな政治判断をする機会に恵まれなかった。今後は熟慮して時に先輩方のアドバイスをいただき、道を踏み外さないような行動を取っていきたい」この日の会見を独自の論理で締めくくった姫井氏。“ぶって姫”は菅氏らを置き去りにしたまま、足早に会見場を後にした。
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